蒔絵体験
先日千穂菴に於いて蒔絵体験を行いました。
石川県山中温泉にて茶道具を中心に山中塗の漆器制作を代々継承していらっしゃる5代目辻石斎先生をお招きしてご指導いただきました。
各種様々な茶道具に下絵が描かれていて参加された皆さんはネズミの毛で作られた細い筆で絵を描きそこに石斎先生が金粉銀粉を蒔いて蒔絵の完成となりました。
【受講生のコメント】
茶道のお教室で五代目、辻石斎先生の蒔絵体験会でした。
石斎先生か描いた下絵に細い筆を使って、漆でなぞっていきます。
私は平棗に春秋の絵を描く事にしました。
もちろん素人だから、均等な線にはならないものです。
そして、息を詰めて描いてるのが良くわかる出来上がり。
桜も紅葉も生きてません。
先生が金粉と銀粉をかけてくださり、少し生き返った感じです。
一晩、湿気を与えて漆が固まったら、周りの金粉、銀粉を落として余計な線を削り取って行く、という仕上げが宿題でした。